あたしの初恋

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あたしの初恋は同い年の男の子だった。その男の子は元気いっぱいで、凄く明るい子だった。あたしはいつも、あの子を見ていた。幼稚園卒業の時、あたしはあの子に自分の気持ちをぶつけた。その時の男の子の返事は 「冗談でしょ(笑)お前が俺のこと好きになってるわけねぇ~よ。俺をだますのなんて、十年早いよ出直してこい!」 この時初めて、人に殺意をもった。あたしは男の子の顔をぶん殴ったんだ。それが、人に初めて暴力をふったときたった。 「恋て何だ~~!!」 あたしの名前は進藤葉月今年でピカピカの中学一年生。この学校は中高が一緒で、凄く人数が多い。あたしは、恋に負けた女だ。恋がなんなのかすら、分かんない。迷える子羊です。あたしは、小学校はこの中高とつながっているところに通っていた。だから、院内なんだ。だから、外部生でかっこいい人を見つけるって決めたのに…いっこうに見つからない。かっこいい人はいるけど、なんていうか…こう、ズキュンとこないんだよね。もう入学してから、1ヶ月たってるっていうのにトキメかないって凄くかなしいよ。 葉月は一人で学校にやってきた。すると 「葉月ちゃんだっけ?」葉月はビクリと振り返った。
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