2章~Another Me~

4/4
前へ
/51ページ
次へ
暫く歩くと、 向かい側から誰かが歩いてくる。 するとその誰かは、 ヒデを見るやいなや、 「あらヒデ、どこへ行ってたの?」 …??何で僕の名前を知ってるんだろ?? 「丁度良いわ、一緒に帰りましょ」 ……えっ??何処へ? ずっとヒデは驚きを隠せずにいた。 「何処にって、家に決まってるじゃない、あなたの家よ」 ……僕の家?? まて、 僕の家が、漫画の世界に? 聞いたヒデの顔は、ずっと引き吊っていた。 「……そうか。この人は、設定上僕の母親なのか!」 口には出さずに、心の中で、そっと呟いた。 そして、 その「2人目の母親」と一緒に、 その「2番目の自宅」へと、 歩いていったのである。 この後ヒデは、 あることに気づく。 ヒデか全く想像しなかった 驚くべき事に………。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加