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暫く歩くと、
向かい側から誰かが歩いてくる。
するとその誰かは、
ヒデを見るやいなや、
「あらヒデ、どこへ行ってたの?」
…??何で僕の名前を知ってるんだろ??
「丁度良いわ、一緒に帰りましょ」
……えっ??何処へ?
ずっとヒデは驚きを隠せずにいた。
「何処にって、家に決まってるじゃない、あなたの家よ」
……僕の家??
まて、
僕の家が、漫画の世界に?
聞いたヒデの顔は、ずっと引き吊っていた。
「……そうか。この人は、設定上僕の母親なのか!」
口には出さずに、心の中で、そっと呟いた。
そして、
その「2人目の母親」と一緒に、
その「2番目の自宅」へと、
歩いていったのである。
この後ヒデは、
あることに気づく。
ヒデか全く想像しなかった
驚くべき事に………。
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