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だが、「結末」の解らない「夢」にだって、
ちゃんと終わりはある、
即ち、
その解らなかった「結末」に出会ったときである。
「結末」に出会い、「夢」が完結する事で、
目が覚め、そこで初めて今までのことが
「夢」だったと感じるのである。
つまりは、
成るようになる、という考え方に行き着くのだ。
改めて本題に戻ろう。
現実を受け止める自分と、そうでない自分の対立。
だが、遂にけりは付いた。
現実を受け止める自分が勝ったのである。
そう、現実的な考えはもはや消え、
成るようになる肯定的な考えに変わったのである。
もちろん、今が夢だとも思わない、
いや、寧ろどっちか解らないのである。
こうして、暫くすると、
ゆっくりだが、
一歩、
また一歩と歩きだしたのである。
不安と好奇心に満ち溢れたその眼差しで、しっかり前を向きながら……。
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