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ミ「
北島が……
好きだから
」
だから
鵜呑みにして嬉しくなったぶん
突き落とされるのが
怖い
顔が赤くなってあげられず
いっぱいいっぱいになっていると
誠一の手がミクルの頭を引き寄せて
胸板に顔を埋めさせて抱きしめる
そこからはドクドクと激しく波打つ心音が聞こえてくる
ミ「北島?」
モソッっと顔だけ動かすと
北島はギュウウウっとさらに強く抱きしめた
ミ「ウニャ……!」
誠「ぷ…潰れそう」
女の体なんて小さすぎて
物足りないって思ってたのに
小さくて柔らかくて
それがこんなに愛しいって
心臓がギュウッとせつなくなる
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