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バカシュガール「………だろうな。現に勇者なんかもちっとも出てこねえし。…しょーがねー。しばらく引っ込んでるか。その間にヒマ潰しを兼ねてゴースを鍛えるとしよう」
エヴァ「…ならば私は、ちんちくりんのオッサンに教わったアイキドーとやらを自己流で研鑽してみるとしよう」
バカシュガール「――ふっ」
次の瞬間――
ヒュヒュッ
パァン!!
ゴース「ひいっ!」
エヴァとバカシュガールのちょうど真ん中に値する空間で乾いた音が響き、高速で衝撃波と突風が広がった
バカシュガール「とりあえずまぁ…、達者でな。縁があったら、どこかの片田舎とかでひょっこり会ったりしようぜ」
エヴァ「…フン」
こうして、バカシュガール&ゴースはエヴァとは別々に別れて、それぞれどこかへと消えていった…
バカシュガール「さーて、と。次はどこに行こうかね」
それを知ってか知らずか、おとなしくしていたと思われた魔物達はしだいに活動を活発化していったという…
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