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*「お、目が覚めたんか、悟飯」
悟飯「おはようございます。お父さん」
部屋が緩やかに揺れる
外からは渡り鳥と思われる鳥の鳴き声が聞こえてくる
*「まだ、船はつかねぇみてぇだから、船ん中探検でもしてみたらどうだ。勉強ばっかじゃ飽きっだろ」
悟飯「はい。お父さん」
悟飯はそそくさと部屋から出ていった
*「オラは…、もう一眠りすっかな!」
次の瞬間には、部屋中にいびきが響き渡っていた
しばらくして――、
船員「悟空さーん!間もなく着きますよー!」
だが、返事がない
船長「坊や。下に行って、お父さんを呼んできてあげなさい」
悟飯「はい」
悟飯が元いた部屋に戻ると、豪快な大の字になって豪快ないびきをかいてる父の姿があった
悟飯「お父さん。もうすぐで着きますって言ってますよ」
まずは、揺さぶって起こそうとする
悟空「おお?もう着いたんか…」
予想に大きく反して早く起きた
ふだんなら、「強そうな敵が来た」とか「食い物が部屋いっぱいで溢れそう」等言わないとなかなか起きないのに、だ
すでに悟空と悟飯の乗った船はだいぶ減速し、港に停船しようとしていた
悟空「悟飯。あれがオラ達が下りるビスタっちゅう港だ」
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