第1話 サンタローズの村

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*「お、目が覚めたんか、悟飯」 悟飯「おはようございます。お父さん」 部屋が緩やかに揺れる 外からは渡り鳥と思われる鳥の鳴き声が聞こえてくる *「まだ、船はつかねぇみてぇだから、船ん中探検でもしてみたらどうだ。勉強ばっかじゃ飽きっだろ」 悟飯「はい。お父さん」 悟飯はそそくさと部屋から出ていった *「オラは…、もう一眠りすっかな!」 次の瞬間には、部屋中にいびきが響き渡っていた しばらくして――、 船員「悟空さーん!間もなく着きますよー!」 だが、返事がない 船長「坊や。下に行って、お父さんを呼んできてあげなさい」 悟飯「はい」 悟飯が元いた部屋に戻ると、豪快な大の字になって豪快ないびきをかいてる父の姿があった 悟飯「お父さん。もうすぐで着きますって言ってますよ」 まずは、揺さぶって起こそうとする 悟空「おお?もう着いたんか…」 予想に大きく反して早く起きた ふだんなら、「強そうな敵が来た」とか「食い物が部屋いっぱいで溢れそう」等言わないとなかなか起きないのに、だ すでに悟空と悟飯の乗った船はだいぶ減速し、港に停船しようとしていた 悟空「悟飯。あれがオラ達が下りるビスタっちゅう港だ」
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