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大人の体格の悟空に臆することなく、少女は悟空を押し退けた
悟空「おお、悪ぃ悪ぃ」
悟空がそう言ってる間に少女は船の中へと消えていった
悟空(ひゃ~。再会した頃のチチにどっか似てんな~)
#「……、…!」
悟空「ん?ほらよ。掴まれ」
口には出さなかったが、次に渡り板を渡ろうとしていた少女に悟空は手を差し出した
#「あ、ありがとう……」
渡り終えると蒼い髪が印象的な少女は、か細い声でそう言ったようだ
先程の黒髪の少女とは性格がまるで逆だった
ルドマン「いやいや、娘が失礼いたしました。悟空どの」
悟空「ルドマンさん、今度はどこに行くんだ?」
ルドマン「資金提供先の麻帆良学園だ。もっとも魔法の使えんワシが魔法学校の経営を支えてるってのも変な話じゃがな。無論ワシ一人ではないがな」
ルドマンに付き添われて少女も船の中に消えていった
悟空「さ、悟飯。オラ達は降りよう」
悟飯「はい」
悟空親子が船から降りたのを確認すると、船員達は渡り板を撤去して、船は汽笛を鳴らし、すぐに出港した
悟空「そうだ。父ちゃんちょっと用済ませてくっから、その辺で遊んでてくれ」
悟飯はまた探検を始めたみたいだ
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