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悟飯は身体を捻り、とりあえず全身が無事である事を確認すると、返事をした
悟飯「はっ、はい…」
悟空「――なら用は済ませたから、早ええとこサンタローズに行くぞ。…そだ」
悟空はどこからか薬草を取り出した
悟空「一応使っとけ、悟飯。今必要無ければ、必要な時まで取っときゃいいんだ」
悟飯「ありがとうございます」
悟空親子はビスタの港の北にある、サンタローズの村へ向かった
途中の道のりで何度か野性のモンスターに襲われるが、父・悟空の助けもあり、全滅する事は無かった
それでも、悟空はなるべく悟飯が一人で倒せるよう、手助けする回数を極力減らしていった
やがて特攻隊長のように自ら先陣をきって敵に挑んでいくまでになった
そしてその頃には、サンタローズの村に着いていた
悟空「着いたぞ。悟飯」
村に到着した二人を見て村の門の門番は、
門番「――!!悟空さん!?悟空さんじゃないか!?」
悟空「おうっ。久しぶり!」
それを聞くと門番は村の方へ振り向き大声で、
門番「おお~い!悟空さんが帰ったぞ~!!」
と叫んだ
突然の大声に驚いたのか、悟飯は悟空の足にしがみついて隠れてしまった
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