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悟空「悟飯。怖がる事ねえぞ。さっきまでの勇気はどうしたんだ」
それでも悟飯は足から離れない
悟空「…しょおがねえなあ」
悟空は悟飯を持ち上げ、肩に乗せ、そのまま村の中を歩き出す
いろんな人が悟空に話し掛けてくる
父は皆から尊敬されているようだった
少し歩いた後に、やがて一軒の家に着く
*「悟空どの!無事に帰ってきましたね」
悟空「おおー、サンチョ!久しぶりだなー。元気にしてたかー?」
サンチョ「このサンチョ、――」
悟空「――!さ、悟飯。家ん中入ろう」
悟空は、サンチョのこのパターンは長くなると察し、そそくさと家に入った
悟空「一休みすっか?悟飯」
頷くと、二階のベットに寝かされた
息子の寝顔を見て、
悟空(………感情をコントロールできりゃ、悟飯はとてつもねえくらいに強くなれんだけどな…)
悟空は悟飯に布団を首までかけて、一階に下りた
サンチョ「――、今回はどうでした?」
悟空「ダメだ。まるでわからねえ。チンプンカンプンだ」
サンチョ「そうですか…」
置いてあった茶を一口飲む
サンチョ「…やっぱりいつぞやに聞いた、魔界なのですかね…」
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