第1話 サンタローズの村

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悟空「悟飯。怖がる事ねえぞ。さっきまでの勇気はどうしたんだ」 それでも悟飯は足から離れない 悟空「…しょおがねえなあ」 悟空は悟飯を持ち上げ、肩に乗せ、そのまま村の中を歩き出す いろんな人が悟空に話し掛けてくる 父は皆から尊敬されているようだった 少し歩いた後に、やがて一軒の家に着く *「悟空どの!無事に帰ってきましたね」 悟空「おおー、サンチョ!久しぶりだなー。元気にしてたかー?」 サンチョ「このサンチョ、――」 悟空「――!さ、悟飯。家ん中入ろう」 悟空は、サンチョのこのパターンは長くなると察し、そそくさと家に入った 悟空「一休みすっか?悟飯」 頷くと、二階のベットに寝かされた 息子の寝顔を見て、 悟空(………感情をコントロールできりゃ、悟飯はとてつもねえくらいに強くなれんだけどな…) 悟空は悟飯に布団を首までかけて、一階に下りた サンチョ「――、今回はどうでした?」 悟空「ダメだ。まるでわからねえ。チンプンカンプンだ」 サンチョ「そうですか…」 置いてあった茶を一口飲む サンチョ「…やっぱりいつぞやに聞いた、魔界なのですかね…」
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