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*「なんだ?ガキ共」
男が一人だけいた
男「ここはお前らが遊ぶようなトコじゃねえぞ。ケガしねえ内にとっとと帰れ」
洞窟内は何かの作業場に見えた
男は黙々と石をハンマーで叩いている
ガーンガーンという音が洞窟内に鳴り響く
これでは確かに洞窟の外ではできないだろう
男「…おい、ガキ共。ここに入ってきたって事は、探検しようとしてたのか?」
タケシ「――そうです」
男「ならちっと頼まれてくれねえか。オレの師匠が石取りに行ったんだけど、どーも帰りが遅いんだ」
悟飯「それって洞窟?」
男「もちろんだ。この村にある川の反対側の端の洞窟だ。様子見に行ってくれっか」
タケシ「うん!」
悟飯「ハイ!」
男「はっはっは。頼もしい返事だ。じゃあ頼んだぞ。――ああ、一応モンスターもいるからな。気をつけろよ」
二人「はあーい」
楽しそうに駆けて行く悟飯とタケシ
川を渡るための橋を見つけ、一気に渡る
そういえば、父である悟空に肩車されて渡った橋とは場所が違う気がする
この村には複数の、少なくとも二つの橋があるようだ
橋を渡ってすぐに真っ直ぐには行けなくなったので、二手に分かれる事にした
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