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ある程度、戦闘をして――
タケシ「――そろそろ一旦、洞窟から出ないか?」
タケシから提案があった
タケシ「洞窟前にいた人も、もしかしたら来ちゃうかもしれないしな」
悟飯「でも…、」
タケシ「師匠ってよばれてる人か?無事だと思うよ」
悟飯「えっ、なんで?」
タケシ「弟子の人は仕事で石をハンマーで叩いてたろ?そして、その石を取りに洞窟に来たんだ。という事は、道具もそれなりに持って行ってるハズだろ。少なくともハンマーは確実に。でないと、爺さんって呼ばれる程の人が、石を持って帰れるワケないだろ?」
悟飯「…じゃ、ハンマーがあるのに金属音がしないのは…」
タケシ「寝てるか、食事中か、石を眺めてるかだな。――もし、亡くなってるならズバット達が騒いでるハズだろ?師匠はオレらが入る何時間も前から入ってるんだしな」
悟飯はいつの間にか聞き入っていた
タケシ「それに、洞窟内でこんなに明るいし、水も確保できるからな。無事だと言ったんだ。ギックリ腰なら、遠くなければうめき声が聞こえると思うけど、それもないし。――とはいえ、明日までほっとくのも気が引けるから、ちょっと一休みしたら一気に下に行ってみよう」
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