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エヴァ「見た目がジジイだからジジイと呼んでいるのだ。それ以外に理由などないわ」
シュガール「まー、いいや。『扉[ゲート]』やってくれよ」
シュガールは電子ジャーを担いでいる
エヴァこと、エヴァンジェリンは、影から影へ移動できるのだ
それを、『扉[ゲート]』と呼んでいる
エヴァ「何で私が。貴様は貴様で行け」
エヴァは自身の影に吸い込まれるようにして消えていった
バカシュガール「つれねえな~」
そんなバカシュガールに黒い靄みたいなのが近寄って来た
バカシュガール「…………?なんだこれは…??」
それは何やらうごめいている
とりあえず敵意はなさそうだが…
*「キイィ~~イイィ…」
バカシュガール「…鳴き声、か?」
だが、ここでじっと観察してる訳にもいかない
バカシュガール「悪いが先を急ぐのでな。オレは行くぞ。何か用があるんなら、サラボナの一番デカい家まで来てくれ。あと、できたら人語を喋れるようになってくれ。じゃな!」
次の瞬間にはバカシュガールの姿は消えていた
サラボナ、ルドルフの屋敷内――
*「ウワアアアアッ…」
エヴァ「はっはっはっ。やはりこの移動方法は驚かせられるな!」
エヴァの『扉[ゲート]』は影から影へと移動するモノだ
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