序章 とある昔話

6/10
前へ
/146ページ
次へ
ルドルフ「…もしや、幽霊ポケモンのゴースではないか?」 バカシュガール「ゴース?」 ルドルフ「うむ。本来はモンスターボールを使って、仲間にするのだが、このゴースはその必要は無いと見えるな。連れてみてはどうじゃ」 エヴァ「いいんじゃないか?不死者[ノスフェラトゥ]どうしいいかもな」 バカシュガール「オメーもだろーがよ」 ゴース「キ、キイィ~~」 バカシュガール「そうだそうだって言ってっかもよ、コイツも」 エヴァ「…ならば、聞いてみよう」 エヴァは何やら呪文を唱え、指先から光線を発し、ゴースに直撃させた バカシュガール(…どういう気まぐれなんだかな) ゴース「――えっ?…人の言葉が喋れる!?ボクの言葉分かるの!?」 ゴースは感動しているようだ バカシュガール「見事に成功じゃないか。あとはイタズラ心がない事を祈るか――そうだ、ルドルフさん。1つお聞きしたい事があるんですが」 ルドルフ「内容にもよるが…、なんじゃ?」 バカシュガール「ドラゴンボールって聞いた事、見た事ありませんか?」 ルドルフ「…7つ集めると願いが叶うという伝説のボールか?しかしアレは、所詮おとぎ話なのでは…」 バカシュガール「知らなければ、それでいいんです。では我々はそろそろ失礼しますね」
/146ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加