第1章 約束
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優哉が指差した方には 大きな虹が架かっていた。 「 きれー… 」 夏生はつぶやいた。 「 夏ちゃん。これからも 一緒に虹見ようね。」 「 うん!約束♪ 」 2人は強く指切りをした。 ━━━ねえ.優ちゃん。 覚えてる? あの虹空の日に 私とあなたが 交わした約束を… 今.私は一人で 虹を見ているよ。 私の隣に…あなたはいない。
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