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｢キス、気持ちよかった？｣
｢う、うるせー…
空にぃの所為だかんなっ｣
｢俺のせい…？
じゃあ、楽にしてやらなきゃな｣
兄貴は俺のベルトを素早く外すと、熱くなったソレを取り出した。
｢手でしてほしい？それとも…口？｣
指先でいやらしく撫で回しながら、聞いてくる。
｢……手でいい…から、早くっ｣
｢じゃあ、
『気持ちよくして、お兄ちゃん』
って可愛くおねだりできたら、気持ちよくしてやるよ｣
…なんじゃ、そりゃー!!?
｢は？いっ…言えるわけな…｣
｢あそ、じゃあどっちもしてあげない｣
兄貴は、触れていた指を離す。
半端に煽られて辛いのに…途中でやめられたら…う…意地悪～!!
｢…気持ちよくして、
お願い……お兄ちゃん｣
｢ふ～ん…｣
なんでつまんなそうな顔してんの？この人
あーもー!!
｢お兄ちゃんのも…してあげるからっ…はやくしてお願い｣
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