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ネグレクトには定義のような物があるらしい。
ただ一食食事を抜いたくらいでは育児放棄になるはずがない。食事を連日与えなくても買い物が出来る年齢ならお金を与えていればネグレクトにはならないそうである。
もちろんネグレクトと言うには更に色々な事象が重なってネグレクトとなるのだろう。
彼のお母さんはこういったそうである。
「罰として食事はあげない」
謝らなかったり、嘘をつく彼に言った義母の言葉。もちろん謝らないことや嘘をつく事に対し怒り続けたらしい。でも彼は好転する事がなかった。そのために、悪いことをしたら自分から謝るようになるまで食事を与えない罰を始めたそうである。これこそが、「躾」ではないだろうか。
いやいや、躾ではないですよ、当然違います。しかし、彼女には躾なのです。躾とはと言う定義があれば外れているだろうが、「彼女にとっては」悪いことをした子供がいて、怒っても聞かないわけで、どうすれば聞くか考えたらこうなったのだから躾なのだろう。
しかし、躾にも定義がはっきりあったなら書いてあるはずだ。殴ったらその瞬間に躾ではなくなる、日常生活の維持に必要な事を行わなければ虐待なりネグレクトになるということが。
しかし、彼女は躾という魔法にかかってしまった。色々な事件より軽微かもしれないが似た状況であることを理解しているのだろうか。
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