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ネグレストの定義として食事を与えないと言うのがあるが、食費を渡していればネグレストにならない。
そんなことはどうでもいいのですよ。彼は学園祭の日にお弁当がありませんでした。おにぎり3個。うちの子供が何かを察していたのでしょう、お弁当を彼の分まで作ってくれとのこと。
学園祭に行き、彼にお弁当を渡すと少し照れて嬉しそうにした気がしました。
夜うちの子に聞いてみました。コンビニのおにぎりってどうなんだろう?
うちの子は言いました。「お母さんが入院しているとか理由がはっきりしていればコンビニのおにぎりで平気だけど、お母さんがいるのにコンビニのおにぎりじゃあ、僕なら隠れて食べると思う。」
もちろん次の日も愛情たっぷり込めた玉子焼きの入ったお弁当を彼の分まで張り切って作りました。もちろん完食、すっきりした空のお弁当箱が返ってきました。
ちなみに彼は学校の行事の時には弁当代がもらえるそうですが、普段はもらっていません。私が早く帰れた日には急いで支度をして我が家で夕飯を食べさせます。遅くなった日にはスーパーで時間をつぶしている彼を捕まえておにぎりかお弁当を押し付けます。彼はもう慣れたと言って断りますから、半強制的に何かを買わせ ます。
実は、最初に我が家で夕飯を食べた時、とても小食なのに驚きました。夕飯を摂らない事に慣れたそうです。中学2年生の夕飯の量ではないのです。今日も買い物に連れ出せたので弁当をと言ったのですが、食べないことに慣れたからいいと強情に拒否しました。しかし。昨夜子供から聞いています、彼が悪いからとうちへ来 ないようにしている日があるらしいのです。だから押し付けるように買わせました。
本当は家で食べれるのだろうとか思う方もいらっしゃるでしょうね。実は彼のお父さんから「食べさせていない」と、うちの主人がはっきり聞いているのです。彼はどんな家に育ったのでしょう????
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