STAGE1-ゼオンシルト帝国にて-

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身長182㎝の自分が吹き飛ぶほどの大男だった。 腰に両刃のハンドアックスを装着している。 「す、す、すまない。先を急いでいたもので……」 大男はそれだけ言うと、あっという間に雑踏の中に姿を消してしまった。 それにしても、体格に似合わない人懐っこい羊のような声色だったな。 「なんだありゃあ!?」 ガイも同じことを思ったらしい。
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