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なんか後ろで聞こえたけど
ま、いっか
「それじゃー
いっせーのぉせっ!」
「ツバキっ」
複数の声が重なった。
そしてすぐに"えー💦"と驚きと言うか観念したよーな情けない声が上がった。
「あー…少し宜しいでしょうか?」
片手を挙げる青年。
「ナニ?」
「なん?」
「何でしょう?」
6つの目線に指されて、居心地の悪さを感じながらも現実を受け止めようとする健気な青年。
「…えーと、ここで整理させて頂きますが
イマ名前が挙がった人は
…あー
好意を持っている人の名前で良かったですか?」
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