涙

告白

そのやりとりを誰かに見られてるとも知らずに……

喜田「お前は人気ものだねぇ～」

「見てたんなら助けろ…」

喜田「……俺以外にもいるぜ…」

「誰だよ…」

喜田「青木さん。
ばっちし見られてたで」

「マジで……？」

喜田「マジで！っかはよきめろや。」

「決めろゆうたって…
俺……自信ないし…」

俺は考えながら彩華にメールを送るが返って来なかった…

「なぁ喜田…メール返って来ない…」

喜田「そのうち返ってくるさ
てか金子さんだけ？
メルアド交換したのか？」

「あぁ…交換した
アドぐらい大丈夫だと思う」

喜田「アホやなぁ～」

いつもの様にじゃれながら部活に向かった。