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辻切り
うーん ここは何処でしょう
少し肌寒い
ゆっくりと瞼を開ける
目の前に広がるのは、白い空間をベースに和風のお屋敷
雲ね上にでも居るかのよう
西下
「ここは、天国でしょうか
それとも夢でしょうか」
ほっぺをつねる
西下
「実際コレで起きた人居るのかな
とりあえず痛いわ」
つねるのを止めて、周りを見渡す
中々幻想的な風景だ
西下
「夢ならもうちょっと見てたいな綺麗だ綺麗」
???
「くせ者!」
唐突に後ろの方で声が聞こえた
「ゴスン」
強烈な痛みが頭から背中にかけて走る
西下
『痛みで夢が覚めるなら…この痛みで起きなきゃ現実だな…』
薄れゆく意識の中で考えていた
そして 気を失った
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