辻切り

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静かな 部屋 鳥の声も風の音も聞こえない 外から、明るい光が差し込んできている 西下 「なんだかまた、眠たくなってきたな」 そんな呑気な事をぼやいていたら 寝ていた女の子 「う…んー」 西下 「うひょ!」 思わず変な声を出してしまった 女の子は、目を擦りながらコチラを見た 西下 『う…あ…ど、どうしたら』 しばし見つめ会う 「ガバッ!」 西下 「うひょぅ!」 いきなり立ち上がった 直ぐさま後ろを向いて 女の子 「ゆ、 幽々子様ぁあああぁ!!起きましたよ!!」 そう 言いながら障子をド派手に開けて走って言った 西下 「可愛い子だったな… でも声が聴いた事あるような…無いような…」
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