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「‥何か分からんけど‥悲しいなぁ‥」
忠義はそう言って
本当に切なそうな顔をした。
「‥せやろ?忠くん、戦争は…人の命も、思いも、全部全部奪ってしまうんやで」
「…そっかぁ」
「忠くんにはまだちょっと早いかな。忠くんにも大好きな人が出来たら、じきに分かるわ」
章大…
現在は昔と違い
だいぶ平和になりました。
犯罪はまだまだ少ないとは言われへんけど…
少なからず
私の周りの大切な人は幸せそうに笑ってる。
こうやって長い年月を生きて来て思った。
章大は誰よりも
何があっても正しい道を行く人やったってこと。
私が章大の元へいくには
まだもう少しかかるかもしれへんけど
私も何があっても
章大のこと思ってるから…。
生まれ変わったなら
今度はずっと
ずっとずっと…
2人で一緒にいような…?
END
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