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「jonsi」は一般に「ヨンシー」と表記されます。
SigurRosというバンドのボーカルをしている、アイスランドの方です。たしかヨンシー・バーギッソンとかいう名前でした。
なんで今日これを書くのかというと、さっきライブを見てきたからです。(書きたくなりました。)
アイスランド出身のミュージシャンというとまず名前が上がるのはビョークですが、次点はまず間違いなくこのヨンシーのシガーロスでしょう。
ヨンシーは今までにシガーロスとして5枚のアルバムを出したあと、今年2010年の春にソロとして初めてのアルバム『GO』を発表しました。
シガーロスはアルバムを出す度、流れるように変化してきました。(一枚目は聞いていないのですが)
人の気持ちというのは、波のように揺り返し揺り返し動くもので、それは人の気持ちの集まりである歴史も同じことで、やはり揺り返しを繰り返しながら今日まで進んできたのだと思います。
プラスに振れることもあればマイナスに振れることもある、それが繰り返されています。
自分の知っているごく狭い範囲のことだけが根拠になりますが、90年代はマイナスに振れた時代だったのだと思います。
70年代のピストルズ、80年代のマイケル・ジャクソンに続き、90年代はニルヴァーナを代表とするマイナスに振れた音楽が隆盛でした。
プラス・マイナスより、ポジティブ・ネガティブと言い換えた方がいいかもしれません。
ベックはニルヴァーナ程シリアスでないと言われますが初期の代表曲は「Loser」、レディオヘッドは「Creep」でした。
少年マンガの世界でも、ドラゴンボールや幽遊白書など、山場では「命をかける」「死」といった場面が多く見られました。(自分の見識の狭さが露わになる例しか上げられませんが、ポップミュージックと少年マンガがすきです)
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