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施設を出た俺は、寮のある高校に入った。
高校では…ワルばかりやってた。
進路なんて、考える気にもなれなかった。
当然だ…
俺には、生きる理由なんてないんだから…。
皆に見放されるようなことばっかやって、そして、一人になった。
自業自得。
自分で望んだこと。
俺なんて、この世に必要ないから…
勝手やって、死んだらそれまで…
今思えば、そんなのただの強がりでしかなかった…
愛されたことのない俺の…。
そんな俺の前に現れたのが、美羽だった。
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