出会い

4/12
前へ
/78ページ
次へ
施設を出た俺は、寮のある高校に入った。 高校では…ワルばかりやってた。 進路なんて、考える気にもなれなかった。 当然だ… 俺には、生きる理由なんてないんだから…。 皆に見放されるようなことばっかやって、そして、一人になった。 自業自得。 自分で望んだこと。 俺なんて、この世に必要ないから… 勝手やって、死んだらそれまで… 今思えば、そんなのただの強がりでしかなかった… 愛されたことのない俺の…。 そんな俺の前に現れたのが、美羽だった。
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加