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翼の家
翼『ただいまー!』
琴音『お邪魔しますー。』
二人は翼の部屋へと入った。
翼は押し入れを開けるとダンボールに入ったガンプラを取り出した。
接着剤とカッター
塗料を用意する。
ダンボールの中は壊れたガンプラや飾っているガンプラに付けていない武器が入っている。
琴音『やる気満々だね!昔から翼は夢中になると周りが見えないからなー。』
翼『琴音には負けない機体…造るからな。』
琴音『何を~!
あたしも造ろう!
使っていい?』
翼『自分のでやれよー…』
琴音『あたしのコレクション達は可哀想です。
だからこのジャンク達から精製しまっす!』
翼はため息を吐いた。
翼『仕方ないな…あんま使いすぎないでよ?』
チュッ
琴音は翼のほっぺたにキスした。
翼『ちょ、何すんだよ!?』
翼は顔が赤くなった。
琴音『お礼だよ。減るもんじゃないしね!』
何か、微妙な言い回しだ……
まぁ、悪い気はしないけどね……
翼達は作業し始めた。
一時間位が経った頃。
辺りは暗くなっていた。
『琴~?ご飯食べてくよね?』
お母さんの声が聞こえてきた。
琴音『食べる~!』
『翼も降りといで!
ご飯だよ。』
翼『……はーい。』
二人は下へ降りた。
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