第二話~ライバル~

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放課後 琴音『よし!行こうぜ翼!』 翼『家に帰ってからね。』 琴音『はいはい。』 僕達はランドセルを背負うと、家に向かった。 家路 『よう!相変わらず夫婦円満だな?』 琴音『何だ、鉄か…』 琴音はため息を吐いた。 この鉄と呼ばれてるのは 同じクラスの 【土門鉄二】 地味にこいつとも幼なじみだ。 翼『一緒に帰るか?』 鉄二『仕方ないな~ 本当は二人の邪魔はしたくないが、どうしてもと言うなら……』 翼達はすでに歩いている。 鉄二『ちょ!置いてかないでくれよ!』 琴音『鉄は話しが長いんだよ。』 鉄二『うるせーな、で?どこ行くんだよ?』 翼『家に帰るんだよ。』 鉄二『それは分かってるよ! その後だよ。』 こいつもガンプラ造ったりするんだったな…… 誘って…… 琴音『貴様!それが上官に対しての口の聞き方か!』 始まったか…… 鉄二『突然これかよ! ん? ガンダム関係か?』 意外に鋭いな… 琴音『貴様も機体を持ち300時丁度に本隊に合流されたし! なお、極秘にて、他言は無用だ! 解散!』 どこの軍人だ… てか、伝わったか? 鉄二『はっ!本日300時丁度に本隊に我が愛機を持ち合流したく思います!』 なんだこれ?てか、分かったのがすげー! 鉄二『翼、サイズは?』 翼『へ?、あ、ああ、 1/144でいいんじゃないか?』 鉄二『分かった。じゃ、後でな!』 琴音『さっ、早く帰って用意しなきゃ!』 琴音は走り出した。 翼『あ、待ってよ!』 僕たちは走って家に向かった。
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