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小学生の時だったかな‥
私が怒られて
"お母さんなんて嫌い!!"
って家を飛び出したことがあったんだ。
ただひたすらに、がむしゃらになって走ってたら迷子になっちゃって‥
人に道を聞くことも出来なくて、空も暗くなってきて、怖くなって泣きそうになりながら下を向いてしゃがみこんでたら、肩をトントンて誰かに叩かれて‥
顔を上げたら
"やっと見付けた。ほら、一緒に帰ろう。"
って手を差し出して、悠兄ちゃんが息を切らしながら私を見付けに来てくれた時のこと、今でも鮮明に覚えてる‥
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