始まり

2/5
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
チャイムが鳴る 先生「~~であり、おっとチャイムか、学級委員」 「キリーツ・レーイ」 加奈「やっと終わった~~ん~~」 美奈「あ~~疲れた疲れた」 絵理「ホント疲れた~~」 美奈「ってまだ午後の授業あるもんね~~~最悪」 3人は机を引っ付け弁当を取り出し食べはじめる 百合中学は創立100年を目前にした伝統校 校舎のほとんどはコンクリートになっているが一部は木のままだ 加奈「あ~~毎日勉強でダルい~~」 美奈「なに言ってるの、どうせ学校終わったら彼氏と帰るくせに」 加奈「あ~~あいつ?別れたよ」 美奈・絵理「えっ??」 加奈「当たり前じゃん、あんなやつ」 絵理「え~~結構良さそうな人だったのに、村田君だっけ?」 加奈「村田和夫、やっぱり体育系ね。あの子草食系でかわいかったけど現実を全く見えてなかったわ」 美奈「まっ、また3人で帰れるわけか」 絵理「そうだね~~」 加奈「あ~~あ、なんかスリルがあること無いかな~~?」 絵理「スリルかぁ~~、例えば七不思議とか?」 加奈「そんなのうちの学校にあるの?」 美奈「あるらしいよ」 加奈「へーどんなん?」 美奈は七不思議を語りはじめる
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!