白い部屋

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左のベッドの上の掛け布団は乱雑に2つに折られ、 敷き布団は少し沈んでいる。 さっきまで誰かが寝ていた証拠だ。 病院? オレ、事故にでもあったのかな。 そういえば、身体が自分のモノじゃ無いみたいに重い。 身体を起こすのも大変そうだ。 視線を天井に戻して昨日のことを考えてみる。 昨日はいつもの居酒屋のバイトだった。 常連のお客さんと世間話して、 そのあとは幼なじみでバイト仲間の圭一(けいいち)と美琴(みこと)と いつもの神社で待合わせしてたんだ。 美琴が流星群が見たいって言いだして・・・。 オレだけバイトの上がり時間が遅かったから遅れて行ったんだよな。 そんで・・・。
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