59人が本棚に入れています
本棚に追加
愛するが故に
こんな可愛い恋人なんだけど…
不満がない!!
って
わけじゃなくてさ…
愛するが故に気になるんだよ?
「う~ん、うん。…う~ん…わかった。はいはーい。」
ユチは電話を切るとソファーに投げる
「…あのー…」
「ん~?どうしたの、ヒョン?」
今まで険しい顔して電話してたから慎重に話しかけたんだけど…
お前…やっぱ天使じゃん…
「誰と話してたんだ?…いや、言いたくないなら言わなくてもいいんだぞ!?ただ最近電話多いな~って思っただけだし、疑うとかそんなんじゃ…ッ」
「ユンヒョン。よく喋るね?」
「あ…;」
「ただの知り合いだから気にしないで?それよりさ、ヒョン…。俺、寒いんだけどな…?」
そう
それはユチが俺に抱きしめて欲しいと言うサイン
「ユンヒョンのこの場所は俺だけのものだよね?」
あぁ、そうさ
当たり前だろ?
でも、胸のどっかでもやもやが動き回ってる。
お前が愛情表現してくれても、何かがひっかかってんだよ……
最初のコメントを投稿しよう!