愛するが故に

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愛するが故に

こんな可愛い恋人なんだけど… 不満がない!! って わけじゃなくてさ… 愛するが故に気になるんだよ? 「う~ん、うん。…う~ん…わかった。はいはーい。」 ユチは電話を切るとソファーに投げる 「…あのー…」 「ん~?どうしたの、ヒョン?」 今まで険しい顔して電話してたから慎重に話しかけたんだけど… お前…やっぱ天使じゃん… 「誰と話してたんだ?…いや、言いたくないなら言わなくてもいいんだぞ!?ただ最近電話多いな~って思っただけだし、疑うとかそんなんじゃ…ッ」 「ユンヒョン。よく喋るね?」 「あ…;」 「ただの知り合いだから気にしないで?それよりさ、ヒョン…。俺、寒いんだけどな…?」 そう それはユチが俺に抱きしめて欲しいと言うサイン 「ユンヒョンのこの場所は俺だけのものだよね?」 あぁ、そうさ 当たり前だろ? でも、胸のどっかでもやもやが動き回ってる。 お前が愛情表現してくれても、何かがひっかかってんだよ……
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