12.友達の存在

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一瞬の出来事だったのに回りは騒然とする。 そして… ?「あんた一体何なの!?   何でここにいるのよ!!」 頭の回転をフルにしてもいまいち状況が掴めない。 浩「おい、何してんだよ!!」 浩平に腕を捕まれる女の子。 あっ、そうか。 この子が瑠嘉の言ってた浩平の太客なんだ。 だいぶん酔っているのか足取りはフラフラで、涙を流しながら私を睨んでいる。 ?「ねぇ、何とか言いなさいよ!!   いったい何しに来たの!?   うちら客を馬鹿にしに来たわ   け!?」 瑠「未来ちゃん、落ち着いて?   いったいどうしたの!?」 未「この女、浩平の何なの!?   何でこの女だけ浩平と同伴し   てんの!?」 あー…そういう事か。 未「浩平も黙ってないで何か言い   なさいよ!!」 …面倒くさい。 こういう事するのが1番嫌われるってわかってないの? 翔「うるせぇよ!!」 あっ…やばぃ。 翔子がキレかけてる…。 未「部外者は引っ込んでろよ!!   うちはこの女と浩平に聞いて   るんだって!!」 翔「あぁ゙??   人の楽しい酒の場を壊しとい   て部外者は引っ込んでろって   言った!?」 もう駄目だ… ここはもう柚が出るしかないのかなぁ。
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