12.友達の存在

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未「…。」 柚『私が気に食わないならそれで   構わないし、まだ文句やら、   なんやら言いたいなら聞きま   すけど…   一度、浩平を違うお客さんの   所に行かせた方が私は良いと   思いますよ?』 未「あんたなんかに言われなくて   もわかってるわよ!!   浩平、ごめん。   行ってきて良いよ。」 浩「未来、とりあえず席に戻ろ?   じゃないと俺他の卓に行けな   いし。」 未「この子が気になるの?」 浩「そういう意味じゃない。」 未「なら…私ここにいる。」 浩「未来、わがまま言うなよ…」 瑠「浩平…   柚もこう言ってるし、俺も優   もここにいるからさ、とりあ   えずお前はお前を待ってるお   客さんの所に行ってやれょ!!   流石に1時間も待たされちゃ   絶対キレてんぞ!?」 浩「いや…でも…」 瑠「良いから行けって。   後でちゃんと報告するから!!   それに柚に任せとけばある程   度の事はうまくいくし(笑)」 浩「…そうだな。   すまん、なら頼むわ。」 浩平と瑠嘉が小声で何か喋ったあと、浩平はカラオケルームを出ていった。 相変わらず不機嫌な未来ちゃん。 そして翔子。 瑠嘉は優に未来の荷物をこっちに持ってくる様に頼むと翔子と柚の間に座った。
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