12.友達の存在

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瑠「だって浩平と柚は実家が隣同   士で小さい頃から兄弟みたい   な存在なんだぜ?」 未「兄…弟?」 瑠「だよ。   こいつらに男女の関係なんて   面白くない位に全くないし、   お互いが今までの彼氏や彼女   を知ってる仲だし?   マンションが同じなのは柚の   親が浩平に頼んで変な虫がつ   かない様にだし(笑)   それに俺も同じマンションで   俺が浩平と一緒に住んでるか   ら(笑)」 未「…そうなの?」 翔「だよ。   だから柚を疑うのはおかど違   い!!   だいたい今日は昨日浩平が呑   みすぎて、起きれなかったし   、急に同伴なんて頼めないか   ら柚に頼んだんだもん。」 未「それでも…   頼って欲しかった。」 柚「浩平は店前同伴とか嫌がるん   ですよ。   "利用"してるみたいで嫌だっ   て…。   私がもし女の子だったら、そ   れでも嬉しいんでしょうけど   、それが浩平のポリシーなん   でしょうね。」 瑠「あいつ、ああ見えて変なとこ   で甘えねぇからなぁ。」 未「…。」
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