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時間は刻一刻と過ぎ、20時10分前
カランカラン…
店のドアが開いた。
立っていたのは真莉。
「ゆ…ぅき…」
『…久しぶり。』
俺は平然を装いつつも素っ気ない態度をとってしまった。
「…ん。
久しぶりだね。」
『…。』
「…。」
『…少し痩せた?』
「あっ…うん。」
『そっか。
今からレッスンだろ?
頑張れよ?』
「うん、あり…とう。」
そう言って真莉は2階にあるレッスン室へと向かった。
何を話して良いかすらわからず、俺は真莉がレッスン室に行く様に話を持っていった。
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