13.決断と揺れ

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俺はレジをしめながらこれからどうするべきかを考えていた。 いつまでもこのままじゃ駄目だって事くらい、充分にわかっているつもりだから…。 考えれば考える程に答えがわからなくなってくる。 気付けばレジの計算も合い、今日の売上を袋に入れて金庫へと入れた。 ブーッブーッブーッ 胸ポケットに入れていた携帯がなる。 〔今、レッスンが終わったの。  少しだけ会って話せないかな?  目の前の喫茶店で待ってます。  優己が来てくれるまでずっと待  ってるから…〕 真莉からのメールに俺はため息をつきながら荷物をまとめ喫茶店へ向かった。
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