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カランカラン…
店の扉を開けると奥に1人だけ客がいた。
そして開けると同時に鳴ったドアについている大きな鈴でその客はふと目線を俺の開けたドアにやった。
「優己…
来てくれたんだね。」
『呼び出したのは真莉だろ?』
「そうなんだけど…
来てくれるって思ってなかった
から。」
『なんだよそれ。』
「…ごめん。」
『まぁ、良いけどさ。』
「…何か飲む?」
『あー…ならカフェ・オレで。』
「あ、すいません!!
カフェ・オレを1杯お願いしま
す。」
注文をしてくれた真莉に『ありがとう』と一言伝えると真莉は俯いてしまった。
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