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白雪姫

｢君の方が不思議な名前だよ｣

僕は言った。

｢そおかしら？｣

白雪姫は
不思議そうに
呟いた。

｢ねえ、佳修平は何故此処へ来たの？｣

｢家に居たくないからさ。｣

｢ふうん｣

｢白雪姫は？｣

｢私は待ってるの｣

｢待ってる？誰を？｣

｢王子様。｣

ますます 不思議。