プロローグ

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この部屋からは、俺の住んでいる町が一望できる。一望と言っても 家の前には、また家があり、家の隣にはまた家がある。 だから住宅街を一望できるのだ。 そして、道にはもうすでに高校生と思われる人が禁止行為のはずの、並列運転をかましていた。しかも4列だ。 俺がヤンキーとかそこらの悪だったら「自転車は、一列だろうがあああああ」と、注意するんだろうとか思った。 朝から何考えてるんだ、とか思いながら頭を掻き毟る。
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