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華恋「ひ、土方さん」
今の私は、さっき着物を脱いだばかりで裸だ
土方「まだ、着てなかったのか」
顔を反らすことなくこちらを見てる
私は急いで箪笥から着物を取り出し羽織ろうとするが
グイッ
腕を引かれ抱き締められた
華恋「土方さ・・・んんんっ」
そのまま、唇を塞がれる
舌が歯列をなぞる
ゾクッ
身体が痺れるような感覚が襲う
そして舌が首筋を這い下へと下りていく
華恋「あぁっ///」
口を手で覆う
土方「お前は綺麗だ。汚れてなんていねえ」
そう言いながら胸の蕾へと唇が触れ転がすように弄ぶ
華恋「ひゃぁっ・・・あぁぁっ」
変になりそうだ。
華恋「ひ、ひじかたさ・・・んっ」
土方さんの動きが止まり
土方「このまま、お前を抱きてぇ」
華恋「返り血で汚れています。湯浴みしたいです」
土方「悪い、お前が消えてしまいそうで焦っちまった」
そう言うと彼は私から離れて着物を着せてくれた
華恋「土方さん」
彼に抱き着き胸に顔を埋めた
土方「今日は、すまなかったな、お前に斬らせねえって約束したのによ」
首を横に振り
華恋「貴方は人斬りの女でも愛してくれますか」
人を斬った事よりもずっと気になっていたこと
もちろん、人を斬ってしまった分斬った人の分まで私は生きていかないといけない
それが、私に出来るせめてもの償いだ
土方「お前が人を斬ろうと何だろうと俺は構わねえよ。お前はお前だ。」
ぎゅーっ
華恋「私も貴方が例え鬼になろう何になろうと好きです。」
土方「上等だ」
私は彼に寄り添ったまま一つの決意をした
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