第五幕

15/19
前へ
/111ページ
次へ
彼の舌と手が誰も触れたことのない領域へと下りていく 何とも言えない感覚が身体に襲いかかる 恐怖から彼の背中にしがみつく 土方「怖がらなくていい、俺に全て預けろ」 しがみついた腕をゆっくりと彼が引き離し私を見下ろす 華恋「見ないで」 恥ずかしさから顔を反らすが、すぐに正面を向かされる 彼が着ていた着流しを脱いでいく 綺麗だ 華恋「//////////」 あまりにも綺麗で顔が熱い 華恋「んんんっ」 再び唇が塞がれ 指が茂みの中へと入っていく 華恋「ひゃあっ・・・あぁっ」 甘い痺れが体中を駆け巡り気が変になりそうだ その痺れから逃れようとするが、彼が私を逃がしてくれない 土方「逃げるな、受け入れろ」 華恋「あぁぁぁっ、変になりそうです」 意識が飛びそうだ 土方「まだだ」 華恋「いやっ・・・・」 突然の激しい痺れに体を捩る 彼の指と舌の動きが激しさを増していく 快楽に身を任せ、彼の体にしがみつく そっと寝かされ 彼が私の中に入ってくる 華恋「痛っ・・・」 土方「力を抜け」 華恋「む・・・りです」 痛くて涙が頬をつたう 彼の手が私の髪を撫でていき 優しい口づけが私の緊張を解いてくれる 土方「いい子だ」 華恋「土方さん・・・」 土方「名前を呼べ」 華恋「ああっ・・歳さん」 土方「動かすぞ」 こくりと頷くと 歳さんがゆっくりと動き出す 痛みがゆっくりと快楽へと変わりそのまま身を任せた それから、幾度となく彼に弄ばれ意識を失った
/111ページ

最初のコメントを投稿しよう!

532人が本棚に入れています
本棚に追加