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ドンッ!!
「遅いっ!如月っ、またお前の生徒かぁっ!!授業に一回も出席してないと他の教員から苦情が来とるじゃないかっ!」
力強く机を叩く音と共に、校長の怒声が響く。
「あ――、そりゃ俺の授業にもでてないっすからねぇ…💧」
「なにぃ?知ってて何も言わんとは何事だっ!お前はそれでも誇り高き特室の教員かっ!?自覚が足りんぞ!!この落ちこぼれの古株がっ!!」
「っても校長~、出たくねぇってやつを無理やり教育すんのもあれだしなぁ」
「…はぁ、まったくお前は変わらんな。まあいい、この件はお前に任せる。今日呼んだのはお前にひとつ知らせておこうと思ってな」
「え?」
「実は、お前の担当生徒、竜天寺による虐めで自殺した生徒、二ノ宮歩のことなんだが……実は――――――
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