世界の終わる序曲

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ベッドに横たわるタムラムネナガ 目を覚した 見渡すとここは町工場のようだが電子機器が整っている研究所のようだった タムラは眼を疑い絶叫した 身体が筋肉質になっているのだが肌の感じに近いがシリコン タムラ 「これなっ…なんだっちけ…」 語尾に「ちけ」がつくのは千葉県茂原市の方言である その時タムラがライブハウスから載せられた救急車の中にいた男がいた 男はタムラに話しかける 「タムラさん!ようこそ丸山研究所へ私はドクター丸山で所長です」 タムラ 「なぜ、俺っちはここにいるんだっちけ?」 ドクター丸山 「あなたはライブハウスで殴られ一旦死亡したので私の科学の推移を駆使しタムラさんをメカにして甦らせたのです」 タムラ 「じゃあ俺っちは今メカなのけ?」 不安げな顔のタムラ ドクター丸山 「いわゆる脳の一部を除いてほぼメカです」 そしてドクター丸山はタムラの不安をとく為驚愕の事実を話しはじめるのであった
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