秘密

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都会も都会というところを歩いて行ってやっと着いた一軒のお店。 そう。秘密っていうのはバイトのこと。 バイトが禁止とかじゃないんだけど…ここは…ねぇ? 「裏から入るから来てね?」 「やったぁ!」 嬉しそうだなぁ。 笑いながら裏まで来て扉に手をかけた瞬間に… フワッと誰かに後ろから抱きしめられた。 「いらっしゃいませ…。」 この声は… 「爽羅さん?」 「当たり…。」 抱きしめてきたのは達城 爽羅タツキ ソラさん。 歳は一個上のバイトの先輩。 …そんでもって… 「キャー!爽羅さん! ほんとに裕美はこんな彼氏いて幸せだよねぇ!!///」 とまぁ顔真っ赤にして菜月が言ったように…私の彼氏です。 _
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