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玖渚の死。
そんな訃報が僕の耳に飛び込んできた
狐との戦いが終わった直後の事だった。
僕はそれはにわかには信じがたく事態を飲み込めないでいた。
信じたくなく、認めたくもなかった。
僕の人生は不幸に彩られているが僕の大切な人でさえ奪うというのか
これくらいはいいのではないか。
いや、だからこせか神は僕から奪ったのか…
普段は神なんてものは僕は信じはしなかったが今だけは信じそれを憎まずにはいられなかった。
それからの事僕は魂が抜けたように生活していたそうだ。
そんな時ある日友の兄の直さんから友の葬式への招待状が来た
僕はいきたくなかったがもしそれが事実だった場合僕は絶対に後悔するだろうと思った。
だから、行くことにした、それが以前の僕に戻ってしまうことになろうとも。
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