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葬儀の日、僕は崩子ちゃんとその時家にいた真心と一緒に式場へと向かった
僕は正直これから来る傷に心底怯えていた。
僕自信それを認めていた。
それを分かっていたのか崩子ちゃんと真心は僕の両手を握ってくれていた。
僕はそれだけだがそのお陰で幾分か助かったと思う。
あくまでも幾分だが…
最寄りの駅から電車に乗り式場へと向かった。
式場には見知った顔がたくさんあった
気になり直さんを見つけ聞いてみたら
友の遺言で知り合いをできる限り集めて欲しいとの事だったようだ。
他にも遺言はまだあったがそれはまた後でという事だった。
葬儀が始まると皆涙を流していた。
僕と違い現実を認められているのだ
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