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「………何それ」
所変わって、ここは継母の部屋。継母は鏡を見て呆然としています。
「あの小娘…無敵すぎじゃないの!?」
鏡には、なんと森の中で白雪姫とヤのつく自由業者たちが仲良く継母暗殺計画を企てている光景が映っています。
あ、遅ればせながら自己紹介を。私、ナレー=ションの弟でナレー=ジョンと申します。
「ナレーションが自己紹介っておかしいわよ」
え、そうですか?でも、ナレーションに話し掛けるあなたの方がおかしいと思いますけどね。えへへ♪
「………まぁ、いいわ。魔法の鏡!」
継母が鏡に呼び掛けると、森の光景は渦巻いて消え、その代わりになんとも顔色の悪いイケメンが現れました。
「顔色悪いとかゆーなよ…過労だよ過労」
おや…それはそれは……たまにはお休みして下さいね?
「おー、さんきゅ」
「(こいつら…)…ん゙っんー……魔法の鏡、白雪姫がヤのつく自由業者を仲間に引き込んだわ」
「知ってるー」
「…こっちにはゴルゴしかいないというのに…。」
「命!白雪姫の命!を頂戴する!命!!いのt」
「うるせぇんだよこのぼけんだらー!!!!」
「あ゙あ゙ぁあぁ゙ぁっ!!!」
継母の背後にいたゴルゴ(松本)は、素敵なカタリーナ・ブリリアント・アッパー(命名・カタリーナ)をくらい天井に穴を開けた。
「はぁはぁ…このままじゃ私たちの敗北は決定的よ!」
「そだなー」
「…早く何か手を打たないと…」
「だねー」
「……何か良い案はないの!?」
「わかんねー」
「あんた割られたいの?そう、分かったわ。今までありがとう」
「申し訳ございません、カタリーナ様。」
それまでだらだらとしていた鏡のイケメンは、継母のハンマーに怯えて背筋を伸ばした。
「…ふん。で、何か考えはあるのかしら?」
「えぇ、もちろん。相手は肉体系ばかりの無敵グループです。戦闘では明らかに私たちの負け…しかし、果たしてこちらまで強いのでしょうか?」
鏡はとんとん、と頭を指でつついた。
「それは、つまり……?」
「頭脳戦で、負けるような私ではありませんよ。」
そう言って、鏡はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
To be countineu…?←
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