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「人捜し頼まれてね」
俺の持つゴミの多さを見て音羽が手伝うと言ってくれ、一緒にゴミ捨て場に向かっていると尋ねてないのに言われた。
「へぇ………誰を?」
尋ねると音羽は物凄く嫌そうな表情をした。
その表情を見て探している人物は音羽にとって嫌いな人だと言う事が読み取れた。
「一応………入ってる委員会の委員長、かな」
「音羽委員会に入ってたんだ」
「不本意なんだけどねぇ……」
むぅ、としかめっ面になった音羽は本当に委員会も委員長も嫌いのようだ。
「アイツ早く死なないかな――」
「凄い事さらっと言うよね !? 」
死んで欲しい位嫌いっていったいその人どんな人なんだろう……。
「あ、ゴミ捨て場着いたね」
行き先のゴミ捨て場が見えてくると音羽は笑顔でそう言った。
ゴミ捨て場に着きゴミを捨てつつ俺は言う。
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