日常

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キーンコーンカーンコーン 校舎じゅうに響きわたる学校のチャイム。 「はぁ~」 溜め息をついたのは本編の主人公 東野賢輔 だった。 「賢、一緒にお昼食べようよ~」 「ははは。本当に三千野は賢輔が好きだな~」 賢輔に話しかけてきた髪の長い活発そうな女の子は小学生から一緒の 三千野美亜 だ。 そして美亜をからかっていたのが、見た目はかっこよくモテモテで小学生から一緒の 村木椋 だ。 「もう昼か~」 「そうだよ。またボーッとしてたの」 「そんなことはよしとして昼食べるぞ。賢輔、三千野」 そして3人は屋上で昼を食べ始めた。 その日の帰り、学校の前の道を歩いていると見かけない髪が長くて綺麗な人を賢輔は見かけた。 「綺麗な人だな~」 賢輔は無意識に小声で呟いていた。
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