「僕」

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「う゛っ…」 急に気分が悪くなった。 吐き気がする。 ドクドクとうるさい心臓の音が、更に僕を追い込んでいく。 「…っは…あ」 苦しい… ただの吐き気じゃない…!! 体の中の魂が抜けていくような… それも、スウッと抜けるのではなくて お腹の辺りで暴れ回り、上へ、上へ 根こそぎ吐きだしそうな…勢い。 「うあぁああ゛ぁっ…」 何が 起こっ…て… 意識が遠のく中、僕の視界にあったのは、眠っている様に死んだ僕だった。
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